側弯症について
レントゲンを撮ってみると、背骨が左右に大きくS字状に曲がっているものを側弯症です。
はっきり曲がっているのが分かると思います。
原因が分からないことが多く、生まれた時から先天的に曲がっている側弯症。
交通事故や大きな怪我の後から側弯になるケース。
もっとも多いのが思春期の女子に原因なく起きる側弯です。
側弯症のタイプ
・先天的側弯…生まれた時から背骨が曲がっているもの
・特発性側弯…特別原因がないのに背骨が左右に曲がったもの
・原発性側弯…病気に伴い背骨が曲がったもの
オステオパシー的
側弯症の原因
・脳 …正中線が左右どちらからに移動している
・頭蓋…頭蓋骨の歪みにより硬膜にテンションが起きて側弯を作る
・内臓…内臓のうっ滞などにより背骨の側弯が起きる
・筋肉…前後・左右の筋力の違いにより側弯が出来る
〈側弯症の施術実例〉
32歳女性
常に肩こりがひどく、頭痛で頭痛外来にも通っていました。
整形外科では側弯症を指摘されていた。
小学生の時に車に引かれて肋骨骨折、左足関節の骨折をして足首は手術をした。
側弯がいつからなっていたかは覚えていないとのこと。
頭蓋、硬膜、肋骨などの他全身の調整を1年間行ったことで、レントゲンでの側弯は半分以下の曲がり具合まで改善。
肩の高さの左右差も3cm以上あったのが施術を1か月間隔空けても1cm以下になりました。
肩こり頭痛が大きく改善した例です。
※得られる結果には個人差があります
「10歳女子」
4年生のころから側弯といわれていた。
時々頭痛を訴えていたとのことでした。
施術前のチェックで顎のズレ、頭蓋全体のゆがみがありました。
歯のかみ合わせもあまり良くないと歯医者さんでも言われていたとのことで、歯列矯正をしながら施術を勧めていきました。
1年以上継続しての施術により前屈テストでの背中の高さは5mm以内になり、お母さんも安心されていました。
※得られる結果には個人差があります